★★☆☆☆
公開年月 2004/09/25
監督
パティ・ジェンキンス
出演
シャーリーズ・セロン
クリスティナ・リッチ
ブルース・ダーン
スコット・ウィルソン
プルイット・テイラー・ヴィンス
リー・ターゲセン
+++ ストーリー +++
1986年。娼婦としての生活に疲れきっていたアイリーンは、ある夜立ち寄ったバーで、同性愛者の少女セルビーと出会う。アイリーンは、純粋に自分を慕ってくれるセルビーに希望を見出し、2人で新しい生活を始めるため最後の客を取る。しかし、烈しい暴力を受けたアイリーンは男を射殺してしまう。
アメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯として人々を震撼させたアイリーン・ウォーノスの真実の姿に迫る衝撃の実録サスペンス・ドラマ。ハリウッドを代表する美人女優シャーリーズ・セロンが13キロもの体重増加を敢行するなど体当たりでアイリーンを熱演、みごとアカデミー主演女優賞に輝いた。共演は「スリーピー・ホロウ」のクリスティナ・リッチ。監督は本作が長編デビューとなる女性監督パティ・ジェンキンス。
感想
自殺を考えていた時に出会った、アイリーンにとっては「運命の女」に見えたセルビー。
もう娼婦はやめた。この娘とまっとうな暮らしを始めようと思い、職探しをするアイリーン。しかし、就職活動は玉砕状態が続き....すると、セルビーは、こう言い放つんですね。「何で娼婦をやめたの?生活苦しいよ。」と。えっ!心から慕う人に、娼婦に戻れと勧めるとは......何のことは無い、セルビーは、まだ子供だったんです。同性愛者だけどね。それから先は、我侭娘に翻弄される、バカっ母街道を突き進むこととなり、ましてや、最後はその最愛の娘にも裏切られと、救いの無いストーリーでした。
セルビーは、男にはほとほと愛想が尽き、となれば同性でも別段構わなかったのでしょうか。人間、切羽詰ると何をしでかすか分からない。あの頃の私は、どうかしてたんだ...と、回想出来る範囲で留まっていたいものだ。