★★★★☆
初公開年月 1998/09
監督
ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演
モーリス・ディーン・ウィン
ニコール・デ・ボア
デヴィッド・ヒューレット
ニッキー・グァダーニ
アンドリュー・ミラー
ウェイン・ロブソン
+++ ストーリー +++
ある日突然、密室に閉じこめられた6人の男女。それは正方形の巨大な立方体だった。いったい何のために作られたものなのか、なぜ自分たちが閉じこめられたのかは誰も知らない。脱出方法は6つあるハッチのいずれかを選び、同じ立方体でつながっている隣に移動しながら出口を探す以外ないが、いくつかの部屋には殺人トラップが仕掛けられていた。そんな中、やがて彼らは安全な部屋を示す“暗号”に気付く。
感想
先日SAWを見て以来、オープニング間もなく引き込まれ目が離せなくなる、似たジャンルの映画を他にも見たくなり選んだ一本。
この映画の場合、オープニング早々、トラップに掛かった登場人物のやられっぷりが、センセーショナルにグロっぽかったです。しかし、その後の脱出劇は、ハラハラどきどきの連続。こういった極限状況に陥ると、本来その人の持つ人間性が良く表れるのか、警察官の黒人は、狂ったように冷酷で暴力的な性質が剥きだしとなり見るに耐えない程。自閉症の青年が、脱出のキーパーソンになろうことは容易に想像がつきました。でないと、そこにキャスティングされた理由が見当りません。しかし、6人がその場所に集められた理由は何?CUBEは、何の目的で作られたものなのだろう?疑問ばかりが渦巻きます。完結編の「CUBEゼロ」では、その辺りの謎が少しは明かされているというので、これは見逃せない。すっきりしたいのだ。