★★★☆☆
初公開年月 1980/12
監督
スタンリー・キューブリック
出演
ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド
スキャットマン・クローザース
バリー・ネルソン
フィリップ・ストーン
+++ ストーリー +++
雪に閉ざされたロッキー山上の大ホテルに、管理人としてやって来た小説家とその家族。しかしそのホテルには、前任者が家族を殺し、自殺するという呪われた過去があった。
モダン・ホラーの帝王S・キングの同名原作を離れ、鬼才キューブリック監督が独自に造り上げたホラー。凝った映像演出よりも、J・ニコルソンの怪演だけで充分楽しめる。
感想
怖い場所、夜の学校、深夜の入院病棟、それに、陸の孤島と化したシーズンオフの誰も居ないホテルも、確かに怖そうだ。しかし、ホラー映画を見慣れてしまった今、その手のジャンルの映画を見て、怖さに震え上がるということは無くなってしまった。本当に怖いのは、幽霊等ではなく、明けない夜の世界に暮らすことや、或いは生身の人間だったりするのだ。